「公務員におすすめの転職先はどこだろう…?」
「公務員が転職先を選ぶポイントってあるのかな・・・?」
このような悩みがある公務員の方は多いと思います。
私も公務員からの転職を考えたときは、
「公務員から民間会社に転職するのは難しいんじゃないの…?」
と思っていました。
でも、そんなことはありません!
公務員だって転職には向いています。
私も公務員を10年やった後に、WEBライターとして独立できました。
本記事では、転職を考えている公務員の方に向けて以下のことをお伝えします。
本記事をご覧いただければ、ご自身にあった転職先を見つけることができます。
ぜひ最後までご覧ください。
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公務員が後悔しない転職先を選ぶポイント
公務員が転職先を選ぶときのポイントは以下の4点です。
順番に解説していきます。
【ポイント①】自分の業務を生かせるか?
自分の業務を生かせるかどうかで、転職後のスタートダッシュが違います。
新しい業務というものは覚えることばかりで、最初は仕事に慣れるに時間を使ってしまいます。
そこで自分のやっていた業務を生かせることができれば、最初の負担を最小限に抑えることができます。
例えば、事務職の方であれば、文章を書くことになれているでしょう。
私もそうですが、ライターのような文章を書く業務であれば、スムーズに新しい仕事に就けると思います。
経理職の方であれば会社の経理部門、土木職の方であれば建設業界など、自分スキルを生かせる会社でスタートダッシュを切ってください。
【ポイント②】自分が好きな業界か?
自分が好きな業界かどうかも、大事なポイントです。
興味がある業界だと、困難な場面でも続けられるからです。
好きなことであれば、努力と思わずに頑張れるからです。
イチロー選手のこんな名言があります。
「努力を努力だと思っている時点で、好きでやってるやつには勝てないよ」
今の若い日本人は、できるだけ苦手を克服するべきだと教育されてきました。
「赤点が3つ以上あったら、進級できない」というのも、苦手を克服しなさい!と言っているようなものです。
できるだけ苦手を克服しようとする環境では、好きを伸ばすことできないと思います。
自分が好きだと思える業界に身を置いて、楽に成長していきましょう。
【ポイント③】成果に応じて報酬が上がる会社か?
自分の成果に応じて報酬が上がるかどうかも見極めてください。
報酬が上がりづらい会社だと、わざわざ公務員から転職した意味がありません。
公務員は報酬が安定しているのが魅力ですが、裏を返せば報酬が上がりづらいということ。
「これだけ成果を出したんだから、もっと評価されたい」
こう思うのは当たり前です。
反対に、成果を残しても報酬が上がらなくていいと思っているなら、公務員のままでいるというのも一手です。
わざわざリスクを取る必要はありません。
自分の時間を投じて成果を上げたにもかかわらず、報酬が上がらないことに疑問を感じているなら、転職するべきです。
そして、成果が報酬につながる会社を選ぶ必要があります。
【ポイント④】自分の目的と合っているか
会社の理念が自分の生きる目的と合っているかというのも、選ぶときの大事なポイントです。
公共機関と違って、民間会社にはそれぞれ存在する目的があります。
その会社の目的と自分の目的が近いかどうか見極めましょう。
同じ目的を持っているからこそ、一緒に前に進めます。
例えば、ドリブルが上手いサッカー選手が何人いても、同じゴールを目指してなければチームとして戦えませんよね。
例えば、「コンサル業界で一番になる」という理念を持つ会社があったとします。
自分の価値観が「自由に自分らしく暮らしたい」であれば、その会社とは価値観が合わないでしょう。
同じゴールを向いているかを基準に転職先企業を見てみましょう。
公務員におすすめの転職先7選
公務員におすすめの転職先は以下の7つです。
順番に見ていきましょう。
コンサル業界
コンサル業界は、人や企業が抱える問題を発見し、解決する業界です。
公務員も自治体が抱える問題を発見し、解決する仕事をしていますから、コンサル業界でも活躍できるでしょう。
公共セクター向けのコンサルティング会社もあり、こういったところでも公務員は重宝されます。
実際私の周りでも、公務員からコンサルティング業界に転職した人が多い印象です。
人材業界
公務員が人材業界に向いている理由は、様々部署との連携によって、組織の仕組みを理解していることが多いからです。
自治体というのは、多くの公務員によって成り立っています。
もちろん多くの部署があり、部署間で連携して仕事をしなければなりません。
部署間で連携するには、お互いの仕事や組織の仕組みを理解している必要があります。
組織の仕組みを理解していると、誰がどの部署に向いているかということがわかります。
他の会社に対して、適材適所で人材を紹介することにも長けているでしょう。
建設業界
自治体には構造物を建てる部署も多くあるので、公務員は建設業界にも向いています。
特に技術職(土木、電気、機械など)の方々にはまちづくりのノウハウがあるので、建設業界への転職がしやすいです。
また、建築基準法や都市計画法などの法律に精通しているのも強みです。
どんな建造物を建てるにしても、法律や規制への遵守は必要で、これらに精通しているのは大きな戦力となります。
教育業界
教員など、教育に関わる公務員は多いので、教員業界への転職もおすすめです。
教員や保育士などの資格を持っている方は、それだけ信用性が高いですから、転職もしやすいでしょう。
また、自治体は人員が多く部下を教育する必要性が高いため、講師など人に何かを教える仕事にも向いている人が多いです。
不動産業界
用地関係の部署にいる方は、不動産業界に強いです。
用地売買や測量を経験していると、公図や登記簿の扱いにも慣れていますから、不動産業界でも重宝されます。
地権者交渉も経験があるという方であれば、住民とのコミュニケーションにも慣れていますので、不動産開発にも生かせると思います。
福祉・医療業界
福祉関係の部署にいる方であれば、福祉・医療業界という転職先も選択肢に入ります。
これらの業界は行政の力がとても重要なので、その行政に携わっていたということは大きなアドバンテージになります。
業界全体を俯瞰してみることができるので、広い視野を持って仕事に従事することができます。
介護などの現場でも、住民への共感力を生かして寄り添えるので、信頼される人材となるでしょう。
NPOやNGO
NPOやNGOは公共の利益を追求するという点で、公務員の目的と一致しているので、もちろん向いています。
特定の問題で困っている人の力になりたいという方は、おすすめです。
公務員だと官僚制に基づいて法や規制で固められた組織になりがちですが、NGOやNPOはフラットで柔軟な職場であることが多いです。
組織における自由さを求めるのであれば、転職をおすすめします。
NPOやNGOは営利を目的にしていないので、「もっと稼ぎたい!」という方は別の転職先を考えてみてくださいね。
まとめ
本記事では公務員におすすめの転職先を紹介してきました。
公務員におすすめの転職先は以下の7つです。
安定な公務員から転職するのは怖いと思います。
でも、転職を考えているということはチャレンジ精神を持っていることであって、成功する人というのは皆チャレンジする人です。
安定を捨てるのはもったいないと良く言われますが、私はチャレンジしないことの方がもったいないと思います。
本記事を参考にしていただき、成功への一歩を踏み出してもらえれば、嬉しいです。
公務員が転職を成功させる具体的な方法については、以下の記事で説明していますので、ぜひご覧ください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました!
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